私が今働いている職場にハイフと言う美容マシンが入ってきました。 私は唯のバイトで普段は受付業務しかして無くて何も資格なども無いですが施術者が少ないのでハイフの指導を上司にして頂きま した ハイフは何も資格等が無くてもお客様に施術して大丈夫な機器ですか?
こんな投稿を見かけました。
確かに、なんの資格も持たずにハイフをする側の責任も考えると、する側、される側もドキドキで大きな問題になるのかもしれないリスクを背負いながらは辛すぎます💦
この質問に対しての回答されていた内容はこちら・・・
ハイフは、医療機器ということで6年前に日本に入ってきた時に逮捕者も出ています。
ハイフはあまりに重篤なトラブルが問題となっており、消費者センターやエステの協会からさえ医師法に抵触する恐れがあるので指導や対策をしっかりするように国に要望書が出されています。
知識が浅かったり、エステティシャンでもないマツエク、ネイル、セルフなどの店が怖さを知らずに今更ながら導入しているというのが現状です。
ましてやそういうお店で見かける卓上型の機器もハイフというのは方式のことで商品名ではないため、価格や安全性もピンキリです。
オークションや海外の通販サイトのものもあります。
他の種類の美容機器であれば、そういうものでも安全で効果のあるものもありますがハイフほどこんなにも問題となっている機器は今までにありません。
ヤケドなど、トラブルがあった場合、今は、施術者も責任を問われますので関わらない方が無難だと思います。
消費者センター:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html
エステの協会:https://ameblo.jp/jmbsyadan/entry-12266721205.html
怖いですね・・・
こんなにも騒がれているエステサロンのハイフですが、今でもハイフを導入しているサロンは多く存在します。
わたしも美容ナースとして働いた後に、転職してエステサロンで働いていた経験がありますが、イオン導入などの機器の取り扱いはあっても、ハイフの導入はなかったです。

そもそもなんで資格がないと危険なんだろう・・・?
なんでエステサロンからハイフが消えないんだろう・・・?
ということについて触れていきたいと思います。
ハイフは医療行為!

医療用ハイフという言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、医療用ハイフを扱えるのは医療機関であるクリニックのみです💡
エステサロンで使われているハイフと呼ばれる機器は、『非医療用ハイフ』で出力(パワー)が弱く資格がなくても使えるように細工されています。
そのため、金額は安いですが効果があまり感じることができないです。
とはいえ、

ハイフ自体は医療行為でクリニックでしか扱うことができないはずなのに、なぜハイフに医療用と非医療用の名前があるの?
という疑問が出てきそうですが、大きな理由は、エステサロンで導入されているものをハイフとして謳っているサロンが増えてしまっているからです💦
ハイフじゃないのにハイフと言っているサロンとの区別をつけるために、『医療用ハイフ』と『非医療用ハイフ』という名前がついているようです・・・

ハイフってそんなに危険なの?なんで医療行為になるの?
この疑問について次で詳しく解説していきます💕
ハイフはなんで医療行為に当たるの?
ハイフの仕組みから簡単に説明して、クリニックとエステの詳しい違いについて触れていきます💡
ハイフの仕組み
まず、たるみの原因となっているのが『脂肪の量が多くて皮膚が伸びてしまう場合』or『皮膚のハリが年齢と共に無くなってくるの』どちらかです。
ハイフのレーザーは、熱エネルギーで肌の内部に一時的に『キズ』をつけることができる機械で、キズが治る時に肌再生が行われることを利用してたるみがなくなるというものです。

体内の組織に傷をつけるということは医療行為に当たるとされているので、クリニックしか行うことができない施術になっています💕
クリニックとエステの違いについて

もしエステサロンが広告などで「医療用ハイフ」と謳ったら、それは法律違反になります❌
効果の高い医療用ハイフは、あくまで医療のみ!
エステでのハイフはたるみ予防というより、美肌効果の方が高いです。

エステサロンでは医療で扱うような出力の高いレーザーは扱えないので、光(フラッシュ)のハイフ機器が導入されています⚡️
光(フラッシュ)だと、レーザーほど出力は高くありませんが、コラーゲンの生成をしてくれるように肌に働きかけてくれるので美肌効果が高めてくれます✨
- 引き上げというより美肌効果が高い
- 医療よりもパワー(出力)が弱め
✔️クリニックとエステのハイフの違いをまとめてみました
クリニック(医療用) | エステ(非医療用) | |
---|---|---|
ハイフの種類 | レーザー | 光(フラッシュ) |
ハイフの効果 | 1回目から効果を実感 | 効果を実感するまで回数が必要 |
回数 | 3〜10回 | 10〜30回以上 |
効果のもち | 半年〜1年 | 1ヶ月程度 |
ハイフの痛み | 痛みを感じる部位もある(骨が近い部位) | ほとんどなし |
費用・料金 | 全顔のハイフで2〜50万円までピンキリ | 全顔のハイフで5,000円〜2万円 |

効果をしっかり実感しようと思うと医療に限りますね💕
安さに惹かれてエステを選んでも回数が30回以上しない・・・となると最終的にはエステの方が金額がかかってしまいます💦
とはいえ、今ではクリニックでも料金の安いハイフメニューがたくさんでているので受けやすくなっています✨

アクセスも考えて自分に合いそうなメニューを選んでみてくださいね✨
クリニックでのハイフは看護師・医師が施術する
クリニックは医療機関であるため、看護師や医師が在籍しています。
クリニックでハイフを受けたことがある人は知っていると思いますが、看護師が施術するところがほとんどです。

看護師も国家資格を持っているので解剖生理を理解した上でハイフしてくれます💕
わたしも美容ナース時代にハイフの研修を受けましたが、顔の部位によってハイフを当てていいところと、当ててはいけないところがあります。
例えば、頬骨の上は神経の関係上当ててはいけないだとか、首だと甲状腺の上は当ててはいけないとか・・・
それだけでなく、肌の層の深さの調節であったり、レーザーの出力の大きさの調整であったり知識がないと扱えないなとつくづく感じました。
クリニックのカウンセリングでも、医師が必ず肌質や脂肪の量をしっかりみてくれるので、脂肪量が少ないなど当てない方がいい人の場合の判断もしてくれます。

もし万が一のトラブルがあったとしても、クリニックだと医師が無料で診察してくれるので安心です💕
ちなみに、エステサロンで何かトラブルがあった場合は、実費で皮膚科などの病院で診てもらわないといけなかったり・・・責任を取ってはくれないので注意してくださいね⚠️
クリニックでハイフを受けて、しっかり効果を実感しよう!
資格がないとしっかりした効果が出せないハイフ。
また、そもそも医療行為であるハイフをエステサロンで受けるのは危険です💦
いろんな情報の中から正しいものを見極めて、自分の肌を守ってくださいね🌈
参考になれば幸いです💕
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